こんにちは、ニッピ機械の青田です。
今回スカイミニで1mmから任意の厚みに漉き作業が出来ないという声をお聞きしましたので、革漉き作業の調整方法をご紹介します。
今回は前回に比べてさらに薄い革を出来るだけ漉き厚が残るように調節して漉いてみました!
漉き方をご紹介します。
漉き方のポイント
①押え金(厚みや角度を調整し、革漉き形状を調整する部品)と刃の隙間
②送りローラー(黒いゴムローラー)と刃の隙間
元厚が0.94mm 漉き作業後0.58mm
スカイミニの調整方法は
①押え金の高さ調整
②送りローラーの位置調整
この2点だけです。
押え金の位置は下の写真ぐらいです!
厚み調節ハンドル(※押え金を上下調整する部品)を少し回すだけで厚みがかなり変化してきますので、少しずつしていきながら微調節してください!
確認して頂くのは、押え金と刃の隙間です。
もし、押え金と刃の隙間が広するぎる場合、材料を送りません。狭すぎる場合、材料は薄く漉きすぎます。
送りローラー(黒いゴムローラー)の高さは刃にあたるギリギリまで高くしました!そうしないと革が全て下に落ちてしまいます!今回漉いたときのローラーと刃との幅は約0.3mmほどでした!
※ローラー高さを調整した際には、必ず、緩み防止用ナット締めて、ローラーと刃が当たらない事を目視で確認して使用してください。
多くのレザークラフトが手漉きで悩まれている漉き作業がスカイミニなら出来ます!
これでも出来ない方はぜひお問合せください。
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