ニッピ機械の圓井です!
今回はお手軽に糊付が出来るハンディタイプの糊付機をご紹介させて頂きたいと思います!
今回ご紹介させていただくのはNP-C2という糊付機です。
先端のローラーで塗布をするので、ヘラや刷毛でぬるよりも手が汚れる心配がなくなります!
また本体重量も約300gと軽量で女性でも持ちやすい重さとなっています。
ご使用の用途はヘリ返しなどの際の接着やミシン縫い前の仮止めにご使用いただくものになります。
両面テープで行っていた仮止めの作業がテープを貼る手間がなくなったことや両面テープがミシンの針に引っ付きにくくなったなどのお声をいただいております。
簡単に言えば今まで両面テープで止めていたところをこの機械で糊付する認識で大丈夫です。
それに加え両面テープに比べランニングコストが圧倒的に少なく、糊1kgで約1.2kmもの距離を塗布することが出来ます。
※NP-C2のローラー幅10mmの場合
一般的な両面テープと比較してみますと
一般的な両面テープ 幅10mm 距離約20m 価格300円(税別)
C2用糊(1kg) 幅10mm 距離約1,200m 価格2,480円(税別)
同じ距離だけ塗ろうとした場合
・両面テープの必要個数
1200÷20=60(個)
・両面テープで同じ距離を塗ろうとした場合の金額
60×300=18,000円(総額)
ランニングコストの差(両面テープ総額÷C2糊1kgの価格)
18000÷2480=7.3(小数点100分の1以下切り上げ)
これにC2の電気代などを加味すると、両面テープよりもランニングコストを約六分の一以下に抑えることができます。
糊について
糊にはたくさんの種類があります。
NP-C2で使用しているのは「ホットメルト糊」というものになります。
この糊はゴム糊という種類になります。
ホットメルト糊と聞くと一番最初にグルーガンを思いつかれる方もいらっしゃると思います。
グルーガンとは役割そのものが違い、グルーガンは主に段ボールなどの接着を行っていますが、NP-C2では
革やプラスチックの仮止めなどを両面テープ以上に薄く塗れるのがこの機械の特徴です。
ゴム糊は革製品を作るうえで仮止め用として主に用いられています。
製品を完成させる時の糊はサイビノールや木工用ボンドなどの白糊で接着を行います。
接着できるものは?
革はもちろん生地・不織布・プラスチックなどの材料に塗布することが可能です。
その他の素材で塗布ができるかわからない場合はお問い合わせいただければサンプルテストも
承っておりますのでお気軽にお申し付けください。
また弊社の糊で接着できないものでも、融点150℃以内の糊であればNP-C2A(温度調節機能付き)という機種がございます。
こちらをご使用いただける場合がございますので、その場合はぜひこちらをご検討いただければと思います。
どれぐらいで接着できるの?
接着は塗布してからすぐに接着することができます。
また1度張り合わせても粘着力は持続していますので再度張り合わせも可能になっております。
附属品
附属品については
①取扱説明書
②弊社指定ホットメルト糊200g
が附属しています。また事前にローラーの幅についてもご指定いただけます。
使い方
1.使い方ははじめに上の蓋を開けて糊1~2個投入します。
2.電源を入れ、糊が溶けるのを待ちます。(電源をONにするとボタンが光ります)
3.約5分~10分程度、糊が溶けるまで待ちます。(これで使用前の準備は完了です)
4.お使いになる際は必ずローラーを押す方向(手前から奥)に動かしながら塗布していってください。
2回目以降ご使用のときは中に糊が入っているので電源ボタンを押して中の糊が溶けるのを待って頂ければ使用可能になります。
紹介動画
先端のローラーは3・5・8・10mmから1つお選びいただけます。
またオプションでも2・4・6・7・9・20mmのローラーもご用意しております。
指定糊って何処で買えばいいの?
指定糊は弊社またはお買い求めいただきました販売代理店様にて1kg単位で販売致しております。
壊れた場合はどうすればいいの?
糊が出なくなった、糊漏れが起こっているなどの故障が出たときはご購入いただきました代理店様または
弊社までお電話いただければ修理をさせていただきます。
※代理店様からご購入ただいた場合は最初は必ず代理店様へご連絡していただきますようお願い致します。
カタログ
ご興味がある方はぜひinfo@nippy.jpまたは弊社HPお問い合わせまで!