こんにちは、ニッピ機械の青田です。
私達は革細工用機械メーカーです。私達は革に72年間寄り添ってきました。
今回はもっと多くの方に、レザークラフトの楽しみを伝えたい企画!
ミシンキルターが実際に作られたレザークラフト作品をご紹介したいと思います。
作品名:フリーモーションキルティングの茶色のトート(持ち手 革)
ミシンキルター S様
パッチワークキルト歴 (ミシンキルト) 30年
レザークラフト歴 2年
作業時間 : 6時間
革の材料調達; 家にあった在庫より作成のため金額は不明。
使用機械 : 皮漉き機(スカイミニ)、職業用ミシン
漉き加工箇所:持ち手と見返しの革を1センチのヘリ漉き加工(予定だったそうです)
諸事情により、漉きの必要ない薄手の革に縫代以外の部分に接着シートタイプの芯を貼り仕立てました。
追記情報
色が変化する糸を使用され、ステッチで描かれた木、葉っぱのデザインに目を奪われました。
革の色も生地と色、風合いが似通って、キルトと革の良さで更にカバンが引き立っていました。
作品名:革パッチポケットのショルダー(パッチポケット部 革)
ミシンキルター U様
パッチワークキルト歴 (ミシンキルト) 30年
レザークラフト歴 2年
作業時間 : 3日間
革の材料調達: 家にあった在庫より作成のため金額は不明。
革の購入先、東京浅草橋、浅草周辺の革屋さん
使用機械 : 工業用皮漉き機(カワスキキ)、職業用ミシン JUKI SL-700EX
漉き箇所 : 漉き幅はヘリ返し部分または合わせ縫いは約10mm(7㎜縫いのため)
パッチワーク用の小さな革は、全漉きしてからヘリを漉いて縫い合わせています
追記情報: ベースが帆布で、ポケット部分に革を使用されていました。
帆布素材の上に様々な色の革を重ね合わせられたデザインの鞄で
その小さな革を重ね合われている部分にへり返しされていますが、
へり返しし易いように漉き加工が綺麗に入っていました。
作品名:紫のパッチ 革トート(ボディー 革)
ミシンキルター U様
パッチワークキルト歴 (ミシンキルト) 30年
レザークラフト歴 2年
作業時間 : 4日間
革の材料調達: 革の購入先、東京浅草橋、浅草周辺の革屋さん
家にあった在庫より作成のため金額は不明。
使用機械 : 工業用皮漉き機(カワスキキ)、職業用ミシン JUKI SL-700EX
漉き箇所 : 漉き幅はヘリ返し部分または合わせ縫いは約10mm~15mm(7mm~10mm縫いのため)
追加情報 : カバン全体的な部分が“革”、紫のパッチ部分が生地を使用されています。
作品名:茶の帆布ショルダー(ストライプ模様部 革)
ミシンキルター U様
パッチワークキルト歴 (ミシンキルト) 5年
レザークラフト歴 5年
使用機械 : 職業用ミシン
漉き箇所 : 漉き機を使用せず、漉き加工しなくてもいい革を選定
追加情報 : 様々な色の革を使用され、重ね合わせられています。
革と革と重なり合う部分もミシンで縫われたそうです。
今回作品をご提供された方の声
今回作品をご提供して頂きました、3名様はミシンキルターとして長年モノ作りをされています。
「布の扱いに慣れてはいても、自分オリジナルの個性的な作品を作りたいと思って、
革を使ってみたいと思いました。当初は革の購入先、 革の知識、革作りで必要な道具、
機器などに、敷居を高く感じてしまう部分がありました。
今回、キルト作りを楽しまれている方にも、もっと気軽に革を使ってバッグや鞄、小物を作りたい
仲間をもっと増やしたいという思いで、作品を作ってみました。
革に知識が無いと関り難いような敷居の高さがありますが、でも革を取り入れたバッグや小物は好きですし、
周りの評判も良く、デザインとしても、ワンランク以上価値が上がるという魅力があります。
まずは、キルト作品に一部革パーツや持ち手の革などで、試されてみるのもいいですね」
レザークラフトを初めて、漉き作業でお困りな事がございましたら、
その他わからないことがございましたらお気軽にお問い合わせください!
この記事はお客様からの疑問を随時更新して参ります。
レザークラフト用革漉き機スカイミニの詳細情報は ↓クリック