スカイミニ(レザークラフト皮漉機)と工業用皮漉機の性能の違い
革漉き機が欲しいと思われた時に、様々な選択肢がある中で、今回は工業用皮漉機とスカイミニの違いをご紹介します!
革漉き機の種類
ニッピ機械が販売する基本的な皮漉機には3種類あります。
①NP202 漉きにトコトン拘るプロ仕様(工業用)
https://www.nippy.jp/2013/762.html
②NP-S1 無難なオールランド仕様 https://www.nippy.jp/2013/775.html
③NP-S7(スカイミニ)家でチョイス漉き、レザークラフト仕様
https://www.nippy.jp/2013/775.html
特徴としては
①NP202 ー 生産工場、漉き屋さん
・漉きのプロが認める漉き精度と安定感
・主軸部品振れ微調整機構(主軸コレット式仕様)
・長年使用される耐久性
②NP-S1 ー 個人ユーザー、海外工場
・主軸微調整が不要タイプ(主軸ベアリングタイプ)
・安全に留意した設計
・人気のブラックカラー
③NP-S7 ー レザークラフト、修理屋さん
・軽量、コンパクト
・メンテナンスフリー(切れなくなったら刃の交換)
・自分好みのデザイン選択
最適な機種は?
Heavy user
NP-202 1日8時間がっつり使用。
プロの漉き屋さんと同じ機械が使いたい
Standard user
NP-S1 ヌメもクロムも様々な革を漉きたい、中漉
き、ベタ漉き、溝漉き、色々と押え金を変え
て漉きたい
Hobby and Standard user
NP-S7 スカイミニ コバ漉き専用機
手漉きで疲れたからいい機械を探している人
スペースや音に制約がある人
仕事場では工業用革漉き機使用しているが、セカンドマシンとして家庭に革漉き作業
をしたい人
私達はイベントやお電話でよく皮漉機のお問合せを頂きます。
いつも注意してご説明するようにしています。
私達は長年工業用皮漉機を製造してきているので、間違いなく漉き性能、汎用性は工業用皮漉機(NP202、NP-S1)の方が間違いなくあります。
但し、工業製はプロや職人が使用する機械ですので、研げなくなったら刃の研磨やその他日常メンテンスが必要になります。このメンテを怠れば、100%の機能性が全く漉けない機械、50%の性能になってしまいます。
漉き屋さんは日々、漉き技術は勿論の事、日々機械メンテを行い、最適な状態になる様に道具(機械)を維持管理されています。
機械本体(頭部だけ)重量は40kgで、路線便で簡単には送る事はできません。機械の取扱説明やメンテを依頼されることをよくご検討して、工業用をご購入の際には近くの当社特約店よりご購入ください。
スカイミニは工業用機械と比較し、漉き性能は70%ほどです。しかし、刃を取りかれば、常に70%を維持してくれます。特徴として軽量、省スペース、安全、メンテフリーなので、今まで工業用が置けなくて、もっと快適なレザークラフトライフを家庭で楽しまれたい方には最適です。
ご購入の判断でお困りになられた際には参考にしてください!
レザークラフト用革漉き機スカイミニの詳細情報は ↓クリック
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