製品情報
用途に合わせた様々な糊を材料に塗布するコンパクトな糊付機(ロールコーター)です。
糊付工程は裁断、コバ漉き後に行い、糊付け工程後、へり返し、縫製工程と進んでいきます。
手で“はけ”を使用し糊付けをする場合がありますが、手で糊を塗布する場合には被着体に均一に糊を付けにくく、糊の使用量が増え、作業性が悪いです。
しかし弊社糊付機(ロールコーター)を使用して頂くと、均等に、安定して、容易に糊付けを行うことができます。
※塗布量を増やせば糊の接着力が上がると思われているお客様がありますが、一般的に糊の強度は既定の塗布量まで糊付けを行うとそれ以上塗布しても、接着強度はかわりません。
弊社ではお客様の糊付け方法、糊の種類、糊付け幅、糊付け方法材料の厚みに応じて機械をご用意しております。
ゴム溶剤系糊 | ロールコータータイプで糊付けを行える適度な粘度のゴム糊 |
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ラテックス水性系糊 | ロールコータータイプで糊付けを行える適度な粘度のラテックス糊 |
水性系糊 | スプレー式2液性の住友スリーエム製を使用 |
ホットメルト糊 | 弊社指定糊を使用し主に仮接着用として使用 |
弊社では材料に幅に合わせて、様々な寸法の糊付機をご用意しております。
ロールコータータイプでは上付け、下付け又は両付け、作業方法にあわせて糊付けを行うことができます。
凹凸がある製品、ロールコータータイプでは糊付けを行えない場合にはスプレータイプをお勧め致します。
材料の厚み、形状に応じて機種を選定致します。又用途に応じて特注機械製作致します。
なぜこれほど様々な糊付け幅の機種があるのかというと、
例えばゴム糊で100mm幅で糊付けを行いたい場合にはNP50糊付け幅120mmタイプをおすすめ致します。
これは材料に一番適した寸法だからです。
もしNP50で20mm幅に糊付けを行う場合には当然糊付けを行う事が出来ますが、
糊をつけない箇所が100mmも残るので、無駄に糊を使用する事になり、また機械にとっても不具合の原因となります。
この場合には寸法にあった機種を選定する事をおすすめ致します。
糊付け幅 | 主要用途 | |
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NP-50 | 120mm | ゴム糊用糊付機(下面糊付け) |
NP-51 | 200mm | ゴム糊用糊付機(下面糊付け) |
NP-52 | 300mm | ゴム糊用糊付機(下面糊付け) |
NP-53 | 26mm | ゴム糊用糊付機(下面糊付け) |
NP-58 | 50mm | ゴム糊用糊付機(下面糊付け) |
NP-58T | 50mm | ゴム糊用糊付機(下面糊付け) |
NP-73 | 30mm | ゴム糊用糊付機(両面糊付け) |
NP-76 | 120mm | ゴム糊用糊付機(特殊下面糊付け) |
NP-77 | 200mm | ゴム糊用糊付機(特殊下面糊付け) |
NP-150 | 120mm | ゴム糊用糊付機(両面糊付け) |
NP-152 | 300mm | ゴム糊用糊付機(両面糊付け) |
NP-251 | 200mm | ゴム糊用糊付機(上面糊付け) |
NP-550 | 500mm | ゴム糊用糊付機(下面糊付け) |
NP-560 | 600mm | ゴム糊用糊付機(下面糊付け) |
NP-1508 | 80mm | ゴム糊用糊付機(小型上面糊付け) |
NP-5002 | 120mm | ゴム糊用糊付機(特殊下面糊付け) |
NP-60 | 20mm | ラテックス糊用糊付機(上面塗布) |
NP-61 | 120mm | ラテックス糊用糊付機(下面塗布) |
NP-62 | 200mm | ラテックス糊用糊付機(下面塗布) |
NP-63 | 20mm | ラテックス糊用糊付機(両面塗布) |
NP-65 | 300mm | ラテックス糊用糊付機(下面塗布) |
NP-68 | 50mm | ラテックス糊用糊付機(下面塗布) |
NP-500 | 500mm | ラテックス糊用糊付機(下面塗布) |
NP-262 | 200mm(特注機280mm) | 万能糊付機(下面糊付け) |
NP-C2-100 | 標準3,5,8,10mm(その他幅有り) | ホットメルト糊付機(手動型) |
NP-C3、NP-C3A | - | 靴、カバン、財布、革細工 |
XC-201(標準糊)XC-301(強力糊) | - | - |