株式会社ニッピ機械

製品情報

皮漉機・集塵機

皮漉機・集塵機の説明

皮漉機・集塵機の機械写真

裁断工程後のコバの”へり返し””材料のつなぎ”の際にコバを美しく、厚みのバランスを良くし、また後工程、ミシン作業をしやすくする為に、縁の厚みを均一に漉き落とす(削り落とす)機械。
主として靴、カバン、財布などの製品を製造するうえでは必要不可欠な機械です。製作される製品、製品の個所、材料(厚み、硬さ)、デザインにより様々な漉き方があります。

  • 機械使用目的、使用例
  • 特徴
  • 機械構造
  • 皮漉機と集塵機ラインナップ

ニッピの皮漉機の目的と使用例

使用例

・革漉きとは主に縫製前裁断後に厚み寸法を削ぎ落す作業を行う機械です。

・裁断部を縁返す際に、折り返す箇所を薄く革漉き加工をすることにより、折返し部が
 薄く折り返しが容易になり、また縫製がしやすく、外観が良くなる

・皮革以外にもフェルト、ゴム、スポンジ等の接合時(つなぎ合わせる場合)には両側の
 接合部を斜めに皮漉き加工しつなぎあわせます。

特徴

  • 唯一の国内生産メーカー、本体加工から刃物まで社内生産、徹底した品質管理。
  • 使用頻度に応じた、少量生産から大量生産まで、材質に応じた難素材用皮漉き機、自動機皮漉き機までラインナップ。
  • 革漉き厚み精度は最小0.1mm、最大革漉き幅は50mm
  • 段漉き、斜め漉き、ベタ漉き、溝漉きその他様々な押え金のラインナップ。
  • 革以外にもフェルト、ゴム、スポンジの漉き割り加工も可能。
  • 機能面はもとより安全面、保全面、使用する立場に立った機械構造。

機械構造

皮漉機の機械構造

NP-202、テーブル、スタンド、クラッチモーターセット時のセット寸法
重量 100kg(NET) 梱包後重量 110kg(GROSS)
セット寸法 1200L×530W×1200H(mm) セット梱包寸法 110kg(GROSS)

※皮漉機を使用する際にはテーブル、駆動モーターが必要となります。

標準皮漉機 機械仕様
最大漉き幅 50mm 最大漉き角度 10°
最大漉き厚み 7mm 推奨クラッチモーター 200~400W(4P)
推奨クラッチモータープーリー径 φ50~φ60    
補足説明

材料投入後、送りローラー(ビヤダル)と押え金の隙間に材料が噛みこみ、その後刃先(片刃)により、材料を漉く。
基本的には材料が搬入後、必要な寸法が上側に搬出され、下側に漉きカスがでる。漉き厚みは押え金の高さの位置で決まり、材料毎の厚みのばらつき、凹凸材料に対応する為に送りローラー(ビヤダル)にスプリング機能を備えている。

皮漉機・集塵機のラインナップ

  機械仕様 最大漉き幅 主要用途
NP-201 標準皮漉機(特許型) 50mm 靴、カバン用全般
NP-202 標準皮漉機(普及型) 50mm 靴、カバン用全般
NP-S1 標準皮漉機 50mm 靴、カバン用全般
NP-1028D 送り機構付き皮漉機 50mm 革漉き作業全般
NP-10 厚物用皮漉機 50mm 硬質、厚みがあり、滑りが悪い皮用
NP-13 上送り装置(皮漉機オプション) - -
NP-215 斜面漉きセット 標準10mm 皮ひも、皮のつなぎ部
NP-217 カバンの取っ手漉機 - カバン
NP-S3TC 自動制御皮漉機 50mm 革漉き作業全般
NP-S3TC QR 自動制御皮漉機用漉き形状メモリー呼出しスキャナ 50mm 革漉き作業全般
NP-S7A レザークラフト皮漉機 スカイミニ 40mm レザークラフト用皮漉機
NP-2051S 皮漉機用集塵機 - -
NP-2051KS 皮漉機用集塵機 - -
皮漉機用丸刃 皮漉機消耗部品 - -
皮漉機用砥石(#416) 皮漉機消耗部品 - -
押え金 皮漉機消耗部品 - -
ビアダル(#513) 皮漉機消耗部品 - -
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